こんにちは。フリーランスコミュニティ「まるも」スタッフのあかね(0609mia)です。
12月になり、またまるもに新しい仲間が増えました!
ということで、今回は「移住者紹介」をお届けします。
取り上げるのは、石川林太郎さん(りんちゃん)。
田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)25期生のりんちゃん(Die_Kamarilla)は、実はいなフリが始まったばかりの頃からまるもを知っていたらしい…!
そんな駆け出しフリーライターのりんちゃんに、会社員時代やいなフリ、移住について聞いてみました。
- いなフリに参加するか迷っている
- 転職を検討中
- フリーランスという働き方に興味はあるけど、一歩が踏み出せない
こんな方におすすめの記事です。
では、さっそく始めます。
地方銀行員からフリーランスの道へ
あかね
私の中でりんちゃんの印象って「ナイスキャラしてる」なんです。
林太郎
よく言われます(笑)
あかね
でも、今までどんな仕事をしてたのかとかは全然知らなくて。 なので、今回は過去について深掘りしたいなと思っています。
林太郎
分かりました。
あかね
いなフリを受講する以前は、どんなお仕事をしてきたんですか?
林太郎
大学を卒業したあとは、地元岩手県の地方銀行で働いていました。
あかね
銀行で働いていたんですね。
林太郎
6年半、銀行員として働いていました。 窓口とか外回りとか、定期的に回っていくジョブローテーションをその銀行は行っていて。 私の場合、1年目は窓口にたってお客さんにお金を渡したりとか住所の変更とか、そういった手続きを。 2年目は外回りに行って、個人のお客様や会社の経営者のところにいって話を聞くみたいな仕事をしていました。 3年目から退職するまでは、個人ローンの…
あかね
(個人ローンって何だっけ…?)
林太郎
いわゆる住宅ローンとか、マイカーローン、学費ローンとか。
あかね
よく聞くやつですね。(お金に関して無知すぎました)
林太郎
個人ローンの営業や実際に書類をつくる仕事を、3年目から退職するまではやっていましたね。
面白いことやってんな、それがまるもの第1印象
あかね
銀行員を退職した後は、何をされていたんですか?
林太郎
今年の9月末に辞めて…
あかね
りんちゃんが受講したいなフリ25期は、10月末に始まったはず。 ってことは、いなフリの直前まで働かれていたんですね!
ずっと銀行で働いていて、WEBの経験はまったくだったりんちゃん。
ワードやエクセルは仕事で使っていたものの、プログラミングなんてやったこともなかったそう。
あかね
じゃあ、そもそもいなフリに参加したきっかけってなんだったんですか?
林太郎
いなフリを知ったのは早い段階で、けっこう昔から知っていて。
あかね
早い段階?
1回目のいなフリのときです。
林太郎
林太郎
大学の友人が富津市に住んでいて、彼は5〜6年くらい前からちょいちょいまるもに遊びにきていたんです。 ちょうど自分が長期休暇をとって金谷に遊びにきていたときに、友人に「まるもで面白いことやってるから一緒に遊びにいこうぜ」って連れてこられて。 まるもに行ったらいなフリをやっていて、そこでまず知って面白そうなことやってるなって。
林太郎
しばらく自分には関係ないかなって思っていたんですが、銀行員をやっていく中でこれじゃない感が。
あかね
これじゃない感…。
林太郎
どんどん地方は人が減ってますし。 そうやって銀行の店舗数が減っていく中で、ポジションも減っていくし。 銀行で頑張ってやってても将来安泰ってわけじゃないよなみたいな。
あかね
そういう風に思われてたんですね。
林太郎
結局、会社員で働く上でそういった不安はどこの会社でもあるんじゃないかなって思って、それだったら銀行員のままでいいんじゃないかなって。そういや、いなフリとかやってたなみたいな。
あかね
あ、そこでいなフリを思い出したんですね!
こんなにも考え方が異なる人が集まるとは思ってもいなかった
あかね
いなフリは1ヶ月滞在型のプログラム。 1番印象に残っているのは何ですか?
林太郎
ひとつのことに対して、いろんな考え方をしている人がいるんだなって。
あかね
確かに、いなフリの参加者は背景や受講したきっかけもバラバラですからね。
林太郎
下は大学生から、上は妻子をもっててみたいな人もいますし。 もちろん性別も違う。 いろんな人がくるって聞いてはいたんですけど、ここまでとは(笑)
あかね
まさかこんなに違うとは、と思ったんですね(笑)
林太郎
そうですね、ただそういう人たちと1ヶ月同じ空間で暮らしたり、一緒に飯食ったり、講義を受けたり。 それぞれの目標に向かっていろいろ相談したりもしながらやっていくという経験はすごく楽しかったですし、自分のためにもなったんじゃないかなって思いますね。
いなフリ後はフリーランスとして独立したい
あかね
そんな仲間と過ごした1ヶ月が終わった今、働き方とか環境、心境に変化ってありましたか?
林太郎
フリーランスとして独り立ちをしなくちゃいけないなって。 もちろんまるもにくればメンターとか、フリーランスでバリバリやっている方がいるので聞けば教えてくれると思うんですけど。 いままでは多少失敗しても講師に相談してやればいいやと思って、いろんな案件に申し込めたんですけど、今は自分で責任をもってやらないといけない。今の実力と比較して、よく考えて案件を申し込むようになりました。
いなフリからの継続案件を中心に、フリーライターの道を歩み始めたりんちゃん。
あかね
今後のライターとしての展望はありますか?
林太郎
ライティングで月20〜30万とか、銀行員時代よりも月収をアップできるように頑張りたいですね。
あかね
こういう記事書きたいな、とかありますか?
林太郎
スポーツをみるのが好きなので、ゆくゆくはスポーツチームに関する記事を書いてみたいですね。
単なるコワーキングじゃない、それがまるもの魅力
あかね
では、最後に移住の話に移りたいと思います。 移住プログラムのお試しとして、今年のGWに金谷を訪問していたりんちゃん。 そのときの金谷の印象はどうでしたか?
林太郎
前にも1度来たことがあったので、変わんねえなって(笑)
あかね
どういうところが、変わってないと思ったんですか?
林太郎
街並みですね。 静かでいいところだなと思います。 それこそ5年ぶりに来たので、人の変わりようってのはありましたけど。 まるもでお話とかもさせていただいたんです。
あかね
そうだったんですね!
林太郎
「移住プログラムの下見で来ました」って言ったら「ぜひぜひ!」ってフレンドリーに迎えてくれたので、人の入れ替わりはあってもこういうところは変わらないなって。
あかね
こういうところって?
林太郎
穏やかで優しそうな、やっぱりいい人たちがくるんだろうなって思いました。
あかね
じゃあ、金谷に移住しようとした決め手って何だったんですか?
林太郎
やっぱり移住プログラムで当面の仕事や暮らしが確保されているってのは大きかったです。フリーランスがたくさん働いている環境に身を置くことで、自分もそういう人たちの知識を共有できるってのもあるし。
林太郎
あとは、みんなでわいわいやっているじゃないですか(笑) そういったのが楽しそうだなって。 なかなか他のところだとまだまだそんなにないと思うんで。
まるもでは定期的に、シェアハウスでご飯会を開催したり、体育館を貸し切ってバスケをしたり、夜はボードゲームをしたりしています。一言でいえば、会員同士の交流がさかんなコミュニティ。
林太郎
そうですね、まるもみたいなコミュニティを探そうとしてもなかなか見つからないんですよね。単にコワーキングスペースとかだったらいくらでもあるんですけど、コミュニティというところから考えるとなかなかないんじゃないかって。 友達も富津市にいるし、これも何かの縁じゃないかなって思ったりもして。
まるもは年齢関係なく、誰でも受け入れてくれるコミュニティ
あかね
最後に、りんちゃん的には今後どんな人に金谷にきてほしいですか?
林太郎
年齢関係なくきてほしいと思います。
あかね
移住となるとちょっと考えちゃいますもんね。
林太郎
特に年齢が上になると、若い人たちだけのコミュニティって行きづらいと思うのかもしれない。40-50代でも、まるもの人たちは受け入れてくれると思うので、遠慮なく飛び込んでいただきたいと思いますね。
あかね
そんな人が来るのを期待しています。
編集後記
いなフリ25期生で唯一金谷に残り、フリーランスの道を進みはじめたりんちゃん。
コワーキングスペースは全国に数えきれないほどある中で、まるものようなコミュニティはあまりないと言っていたのが印象的でした。
まるものコミュニティの良さは、距離感ではないでしょうか。
まるものフリーランスたちは、各々独立していて日々作業に取り組んでいます。
しかし、ただ作業をする場所なら他のコワーキングスペースと同じ。
シェアハウスでご飯会をしたり、コワーキングスペースにいる人たちでご飯にいったり、突如として会話が始まったりする。
ほどよい距離感がつくりだす居心地のよさが、まるものコミュニティとしての魅力なんです。
今後、どんな移住者がきてくれるのか楽しみですね。